2010/09/29 00:11
設定だけ思い浮かんで書き始めることは暴挙極まりないことのように思われます。しかしながら、設定を詰め、細部を調整し、顛末にいたるまでの道筋を考えているとどうにもあちらこちらに話が飛躍し、膨張し、制御できなくなって、いったい主人公は最後にどうあるべきなのか、どう行動するべきなのか、そもそもどうしたら生じた出来事を纏めることができるのかわからなくなってきて、没ネタが、捨てきれないまま積み重なっていくのです。
ああ、これではいけない。書く力が衰える。思い、思いつきで短いものを、本当に掌編としか言いようのない文章を書こうと意気込んでみるわけなのですが、今度はどうにもありきたりな、どこかで見たような、そもそもそんなもの書いてどうするつもりなのだと当初の思い付きを否定する考えが浮かんできて、バックスペースを押し込むわけなのです。
おそらく、私には忍耐が足りないのでしょう。それは選り好みが激しいのかもしれません。何でもかんでも書いたらいいのに。考えて突き詰めて書いたらいいのに。
それしかないのですからね。
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